2022年5月17日

複合機とは?❘複合機の種類や運搬で気を付けることを解説

複合機とは?

複合機とは、複数の機能を持つ機械を指します。
複合機はコピー機の外見と似ていますが、コピー・プリンター・スキャナー・FAXなどの機能が一つにまとめられています。オフィスではコピー機以上にさまざまな場面で活用できる優秀な機器です。
複合機は、「コピー機」という名称が用いられることも多く、現在は純粋なコピー機は流通が少ないため、「複合機=コピー機」と考えて良いでしょう。

複合機には家庭用・業務用の種類が存在し、複合機の機能はオフィスのニーズに対応し近年ますます多岐にわたっています。

今回は、そんな精密機器に値する複合機とは何かや運搬で気を付けること、運搬を依頼する業者の選び方などをご紹介致します。

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目次
1.複合機とは
2.複合機の種類(一般から業者まで)
3.運搬で気を付けること
4.業者選びの基本
5.まとめ

複合機とは
複合機とは?

複合機とは、一般的に、コピー・プリンター・スキャナー・FAXなどのオフィスを便利にする多くの機能がついている機械を指します。

複合機は、プリンターとコピー機の双方の機能をあわせ持ち、さらに業務で使用するにあたって便利な機能がついた事務機器です。
プリンターとコピー機を別々に買いそろえなくても複合機1台を買えば良いため、小さなオフィスでもオフィススペースを有効活用することができます。

最近の複合機が持つ代表的な機能としましては、紙を印刷することなく、PCから直接FAXを送信できることや、複合機で受信したFAXをデータに変換してPCに転送できることです。
その他にも、複合機自体にハードディスクを搭載して、直接データの保存ができたり、取り扱うデータの暗号化、製本機能、合成印刷などの便利な機能がついています。

このような豊富な機能が備わった複合機は、今やビジネスの日常に欠かせない機械となっています。

複合機の種類
複合機の種類

複合機は、お客様の業種・業態・用途に合わせて、各メーカーからバリエーション豊かな製品群が発売されています。
そんな様々な複合機の特徴を紹介していきます。

・デジタルフルカラー複合機/モノクロ複合機
ビジネスシーンで幅広く使われています。基本機能に加え、ネットワーク対応、ハイスピード印刷、さらにクラウドやセキュリティなどの拡張性を持つ機種が発売されています。
高機能でコンパクト、さらに手軽な価格で、複合機の主流といえるでしょう。

・デジタル広幅複合機
大判のポスターや図面などの印刷に使用される、広幅用紙に対応できる複合機です。
各メーカーによって対応サイズは異なりますが、A0サイズからはがきサイズまで対応できる機種があります。

また、設計図面の印刷をこの複合機一つで対応できるだけでなく、図面なども電子化できるスキャンやFAXの機能なども備えており、高機能化しています。

・プロダクション機
プリントオンデマンドなどとも呼ばれおり、印刷業界などで幅広く使用されている機種です。高画質であることはもちろん、長尺にも耐えられる印刷で、さらに厚紙への印刷など、様々な機能を持つ機種が各メーカーより発売されています。

運搬で気を付けていること
精密機器に部類される機械とは?

複合機は1台あたり80〜150kgほどある重量物かつ精密機器であるため、運搬には特殊梱包や搬送の手配、場合によっては専用車やリフトなど特殊な道具が必要になります。
オフィスの移転時の移設は経験豊富な運送業者に任せることが適切です。
素人が運搬すると、搬出時に傾けたり横に倒してしまったりと故障の原因になり、リスクが高くなるので控えましょう。
精密機器は振動・衝撃・気温などの外的影響によって故障しやすくなります。

☟重量物についてはこちらの記事をお読みください!
重量物とは

そんな精密機器の一つである複合機の運搬で業者が気を付けていることが下記の4点です。

1.車移動での振動・衝撃を避ける
精密機器の運搬に適した「エアサス車」と呼ばれる特殊なトラックを使用しています。
このエアサス車はサスペンションに空気のバネが搭載されているため、走行中の振動や衝撃を吸収してくれます。

地面に凸凹や段差があっても、急な衝撃や荷崩れを防ぎ、精密機器を守ります。

2.人力での移動でも振動・衝撃を避ける
凸凹の無い地面はローラーなどを設置し地面を走らせ、アスファルトなど凸凹のある地面の上での移動では、地面をローラーで走らせるのではなく、ハンドリフトやフォークリフトなどを使用して振動や衝撃を防ぎつつ運びます。

3.梱包
専用車や人力の移動技術のほかにも振動・衝撃を避ける方法があります。
それが梱包です。

梱包することによってさらに衝撃の吸収が飽和され機械の故障リスクを下げることができます。
業者では専用の梱包道具を使い経験が豊富なスタッフが丁寧に商品を梱包するので安心・安全です。

4.湿度・気温の調整
複合機にかかわらず、精密機器は湿度や気温に非常に敏感です。
湿度や温度を調整できる専用のお部屋があります。
お客様の希望によっては専用のお部屋で大事に保管することができます。

業者選びの基本
精密機器に部類される機械とは?

業者を選ぶ際には下記の3点に注目することが重要です。

①使用する道具、車両
精密機器を安全に運搬するためには、精密機器の形状や大きさ、運搬場所に合わせた道具と車両を使う必要があります。

荷物の重さとサイズに合った道具・方法で運搬してしまい、衝撃による精密機器が故障してしまうと言ったトラブルは多くあります。

そのようなトラブルを避けるために、様々な種類の道具と、車両を保有している業者を選ぶと良いでしょう。

業者が所持している道具を確認するためには、事例紹介等で記載されている場合が多いためそちらから確認することが出来ます。

②技術力、経験
荷物を無事に目的地に届ける為には、精密機器に対する専門的な知識、運搬や大型車の運転において高い技術力が必要となります。

業者が高い技術力や経験があるかどうかを判断するためにも、①と同様に、過去の実績や事例を確認しておくことをおすすめします。

③提案力
優良な業者は技術力の他にも高い提案力も備えております。高い技術があるからたくさん依頼来て、多くの経験があるからこそお客様1人ひとりのご希望に合わせた最善の運搬方法を提案できるのです。

そのため、業者の能力・人柄・考え方などがよくわかる打ち合わせでは、なんでも「わかりました」と言っている業者よりも「ここはこのようにした方が良いです」などと提案してくれる業者の方が、信頼性は高いためよく見極めてみてください。


まとめ
精密機器に部類される機械とは?

複合機とは、主にオフィスを便利にするための様々な機能を備えた機械を指し、今やビジネスの日常に欠かせないものとなっています。

複合機は精密機器に分類される非常にデリケートな機械であり、お客様の業種・業態・用途に合わせた種類豊富な製品が存在します。

精密機器は振動・衝撃・気温などの外的影響によって故障しやすく、
精密機器である複合機の移設は経験豊富な運送業者に任せることが適切です。

どんな業者に頼めば良いかわからないとお悩みの方は、ぜひ池田ピアノ運送へお問い合わせください!

複合機など精密機器の移設を考えている方はこの記事を参考に検討してみてください!
みなさまにとってスムーズな荷物の運搬が出来ることを祈っています!

池田ピアノ運送株式会社

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