通信機器とは|通信機器の種類や情報機器との違いについて解説

更新日:2023年3月 9日


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通信機器とは、電波や電気、光を受信・発信して他の機器と通信を行なう機器のことを指します。
通信機器は、いくつかの種類に分かれており、大きく分けて公衆交換機器・伝送機器・カスタマ構内設備などがあります。
また、信号の伝達方法により、無線通信機器と有線通信機器とに分けられます。
インターネットの普及が進行してからは様々な電子機器に通信機能が内蔵されるようになったため、情報機器などとの区別は明白ではなくなってきているのが現状です。

この記事ではそんな情報機器と通信機器との違いや種類、通信機器の輸送の注意点などをご紹介いたします。


目次
通信機器とは
通信機器の種類
通信機器と情報機器の違い
通信機器の運搬の注意点
まとめ

通信機器とは

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通信機器とは、情報を電気的に遠い距離の場所に伝える機器を指します。

金属線ケーブルで電気信号を、あるいは赤外線や電波で無線信号を、光ファイバーで光信号を送受信し、デジタルデータ音声信号などを他の機器との間でやり取りすることができる機器になります。

通信機器は、エレクトロニクス(電子工学と訳される工学の一分野)の進歩とともに著しい発展を遂げ、現代においては、電信電話関係だけでなく、画像通信、データ通信など新しい情報の通信を含み、広い分野に多くの新装置を生み出しています。

通信機器の種類

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通信機器は信号の伝達方法により、有線通信機器無線通信機器とに区分されます。
有線は電線を流れる電流を通して信号を送る装置で、無線は空間を伝搬する電波により信号を送る装置です。

■公衆交換機器
 通信キャリアの施設から加入しているお客様宅まで通信回線を引き込み、回線交換方式のサービスを提供する公衆回線網のこと。

・アナログ交換機・アナログスイッチ
・デジタル交換機・デジタルスイッチ

■伝送機器
 電気信号やデータを送る、伝えることや、基幹通信網で情報を伝達する装置のこと。NTTの設備である伝送装置やそれらに携わる部門。

・伝送線路
 ・光ファイバー
・基地局
・マルチプレクサ
・加入者線
・通信衛星

■カスタマ構内設備
 加入しているお客さまの所有する敷地内(構内)にある通信端末などの通信機器や配線のこと。それらは電気通信回線を通して通信キャリアのネットワークに接続されている。

・構内交換機
・LAN
・モデム
・携帯電話
・固定電話
・留守番電話
・テレタイプ端末
・FAX
・ポケットベル
・ルータ

通信機器と情報機器の違い

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通信機器はかつて、FAXや電話機、無線機、衛星アンテナなどただただ通信を行なうための機器が該当し、それ以外の機器とは比較的明確に区別が可能でした。
しかし1990年代ごろから、インターネットの発展と送信するデータの増量により、通信機器と情報機器の違いは曖昧になってきています。

では、情報機器とは何を指すのでしょうか。

情報機器とは、情報の入出力や保存、伝送、処理などを主な用途や機能とする電気機械を指します。

■万能的な通信機能・情報処理を持つコンピュータや、コンピュータ内蔵のデジタル機器、およびその周辺機器
・パソコン
・スマートフォン
・タブレット端末
・ディスプレイ(モニタ)
・プリンタ(および複合機)
・サーバコンピュータ
・ネットワーク機器
など

■特定の形態の情報(動画、画像、音声など)のみを取り扱う機器、特定の目的や機能のみに特化した機器
・デジタルカメラ
・家庭用ゲーム機
・テレビ受像機
・ビデオレコーダー
・オーディオ機器
・複写機
・電子辞書
・固定電話機
・FAX
・POS端末
・現金自動預け払い機
・カーナビゲーションシステム
など

通信機器の運搬の注意点

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通信機器は精密機器でもあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。
通信機器を運搬する際の注意点についてご説明します。

☟精密機器についての記事はこちらをご覧ください!
精密機器とは

通信機器は数多くの細かな部品で構成されているため、衝撃や振動といった外からの強い力が加わることで、内部に問題が発生する恐れがあります。
もちろん、ガラスや食器といった割れ物などのように精密機器以外でも、衝撃や振動が加わりすぎてしまえば劣化や破損などが起きるものはあります。
しかし、これら以上の注意が必要になるのが精密機器です。

荷物の積む際に上下を間違えないことや、積み下ろしの際に慎重そして丁寧に扱うことは当然です。
加えて、精密機器では運搬中の振動(車、トラック、船、貨物列車などの揺れ)にも注意を払うことが重要です。

特に気を付けるべき点としては、外見では問題がなくても、実際に機器を使用する際に不具合が起きることや、内部にあったデータが破損するなどのケースです。

こうした問題を回避するために、精密機器の運搬では衝撃・振動を最小限に抑えることが重要です。

まとめ

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通信機器とは、電波や電気、光を受信・発信して他の機器と通信を行なう機器のことを指します。
通信機器は現代において、広い分野に多くの新装置を生み出しています。

通信機器は信号の伝達方法により、有線と無線のもので分けられ、
その他にも種類を細分化すると数多くの通信機器があります。

そんな中、インターネットの発展と送信するデータの増大により、現在では通信機器と情報機器の区別が難しくなっているのが現状です。


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