精密機器を守るために欠かせない 梱包・輸送のプロノウハウとは?
です。しかし実際には、外装に傷がなくても内部がダメージを受けてしまう
ケースが少なくありません。
精密機器は、ミクロン単位の精度で設計されているものも多く、 わずかな振動や衝撃、温湿度の変化、静電気などが性能低下や故障の原因になります。
本記事では、精密機器輸送の現場を数多く経験してきた立場から、
安全に機器を守るための「梱包・輸送のプロノウハウ」を
分かりやすく解説します。
精密機器について詳しく知りたい方はこちら↓
精密機器とは?|精密機器に分類される機械とその扱いをご紹介
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精密機器とは?|精密機器に分類される機械とその扱いをご紹介目次
・1. 精密機器が壊れやすい本当の理由
・2. 精密機器梱包の基本ステップ
・3. 輸送時に注意すべきポイント
・4. 保管・据付時に気をつけたいポイント
・5. よくある失敗例とその回避策
・6. まとめ|精密機器輸送は「経験」と「仕組み」が重要
1. 精密機器が壊れやすい本当の理由
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精密機器の輸送で注意すべきポイントは、主に次の4つです。
振動・衝撃
トラック走行中の微細な振動や、段差・ブレーキ時の衝撃は、
外から見えない内部基板や可動部に大きな負担を与えます。
温度・湿度の変化
急激な温度変化や結露は、電子部品やセンサーの劣化・誤作動につながります。静電気
乾燥した環境では静電気が発生しやすく、ICチップや電子回路にダメージを
与える恐れがあります。
固定不足
内部で機器がわずかでも動いてしまうと、 輸送中の振動が増幅され、故障リスクが高まります。
これらを防ぐためには、「ただ包む」だけでは不十分なのです。
2. 精密機器梱包の基本ステップ
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① 機器の状態確認と事前準備
まずは、機器の型番・重量・サイズ・可動部の有無を確認します。
可動部や突起部分がある場合は、事前に固定・養生を行います。
配線やケーブル類は外し、まとめて保護することで断線リスクを防ぎます。
② 適切な梱包材の選定
精密機器の梱包では、以下のような資材を使い分けます。・緩衝材(発泡材・ウレタンなど)
・防振材
・防静電シート、袋
・防湿材(乾燥剤など)
重要なのは、「隙間を埋める」だけでなく「振動を逃がす構造」 を
作ることです。
③ 固定と緩衝のバランス
がっちり固定しすぎると衝撃が直接伝わり、 逆に緩すぎると内部で
動いてしまいます。
プロの梱包では、 外部からの衝撃を吸収しつつ、内部で動かない状態 を作ることを重視します。
④ 注意喚起表示の徹底
「精密機器」「天地無用」「取扱注意」などの表示を明確にすることで、
輸送・搬入時のリスクを低減します。
プロの梱包では、 外部からの衝撃を吸収しつつ、内部で動かない状態 を作ることを重視します。
3. 輸送時に注意すべきポイント
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専用車両の使用
精密機器輸送では、エアサス車両 の使用が重要です。
エアサスペンションにより、路面からの振動を大幅に軽減できます。
また、温度管理が必要な機器の場合は、空調設備付き車両を使用します。
積み込み・固定方法
荷台への積載時は、・重心位置
・荷物同士の干渉
・ベルト固定位置
を細かく調整し、走行中に揺れが集中しないよう配慮します。
搬入経路の事前確認
輸送だけでなく、建物内の搬入経路確認 も重要です。・通路幅、高さ
・床の耐荷重
・エレベーターの有無
・段差や傾斜
これらを事前に確認することで、現場でのトラブルを防ぎます。
4. 保管・据付時に気をつけたいポイント
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輸送後も油断は禁物です。
・設置場所の温湿度管理
・静電気対策
・床の強度、水平確認
・転倒防止対策
設置環境が適切でなければ、
輸送時に問題がなくても後から不具合が出ることがあります。
5. よくある失敗例とその回避策
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失敗例①:外装は無傷だが、動作不良が発生
→ 内部振動対策が不十分だったケース。
回避策:防振を意識した梱包とエアサス車両の使用。
失敗例②:搬入時に通路が通らない
→ 事前の現地確認不足。
回避策:搬入経路の事前調査を必ず実施。
6.まとめ
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精密機器輸送は、「慎重さ」だけでなく
専門知識・適切な資材・車両・経験の積み重ね が求められます。
池田ピアノ運送では、
長年培ってきた重量物・精密機器輸送のノウハウを活かし、
梱包から輸送、搬入・設置まで一貫して対応しています。
精密機器の輸送でお困りの際は、
ぜひ一度ご相談ください。

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