【現場の工夫】精密機器の積み込み・固定で大切にしている3つのこと

更新日:2025年10月24日

daijitai.png

精密機器の輸送では、「どれだけ丁寧に積んだか」で輸送品質の半分が決まると言っても過言ではありません。
今回は、実際に私たちが現場で行っている積み込み・固定作業の中から、
トラブルを防ぐために意識している3つのポイントをご紹介します。

精密機器について詳しく知りたい方はこちら↓

精密機器とは?|精密機器に分類される機械とその扱いをご紹介





▼こちらの記事も合わせてご覧ください

精密機器とは?|精密機器に分類される機械とその扱いをご紹介


目次
①重心を読む("水平に見えても実は傾いている")
②ベルトは「締めすぎない」「緩めすぎない」
③荷台との"密着感"を作る
まとめ

①重心を読む("水平に見えても実は傾いている")

daiji1.png

精密機器は見た目が四角でも、中の構造が偏っていることがあります。
外見ではなく、持ち上げたときのバランスで重心を感じ取ることが大事です。

💡声かけ例:「少し右が重いね」「左から先に入れるよ」

フォークリフトで差し込む位置も、重心を見て調整。
"パレットの中心=機器の中心"ではない点に注意します。


②ベルトは「締めすぎない」「緩めすぎない」


daiji2.png

強く締めれば安心と思われがちですが、
精密機器は押されただけで内部に負荷がかかることがあります。

ベルトは「ピンと張って、少し沈む程度」が目安。
締め付け過ぎによる筐体変形を防ぎます。

⚠️よくあるミス
ベルトをクロス掛けにして、片側だけ強く締める → 機器がわずかにねじれる

ベルトを均等に、左右交互に締めるのがコツです。


③荷台との"密着感"を作る


daiji3.png

隙間があると、走行中に細かい振動が積み重なり、機器が揺すられます。
毛布やウレタンで"「揺れない・擦れない・ぶつからない」三拍子"を意識。

💡現場では「押しても動かない・浮かない」が合格ライン。

最後に全員で「よし!」の声かけを行い、安全確認をしています。



まとめ


daijimatome.png

重心を読む
ベルトは締めすぎない
すき間をなくす

この3つを丁寧に行うことで、輸送中の事故リスクは大きく減ります。
積み込み作業は一見地味ですが、"見えない安心"を作る最前線です。



池田ピアノ運送では、長年の経験と最新技術を組み合わせ、
お客様の大切な機器を
丁寧そして迅速にお運びします!
輸送・梱包にお困りの際は、ぜひご相談ください!




池田ピアノ運送株式会社

池田ピアノ運送は、ピアノで培った運送技術とノウハウを活かし、様々なサービスを展開してます。
大型プリンター等の精密機器・重量物、医療機器などといった、人力では持ち上げることのできない「大きいもの」「重いもの」「壊れやすいもの」などの配送・設置は池田ピアノ運送にお任せください!
お見積りはもちろん無料ですので、運搬業者をお探しの方は、ぜひ一度お問い合わせください!

池田ピアノ運送についてはこちらからご覧ください。
池田ピアノ運送について






お問合せ

メニュー