【現場の工夫】精密機器の積み込み・固定で大切にしている3つのこと
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今回は、実際に私たちが現場で行っている積み込み・固定作業の中から、
トラブルを防ぐために意識している3つのポイントをご紹介します。
精密機器について詳しく知りたい方はこちら↓
精密機器とは?|精密機器に分類される機械とその扱いをご紹介
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精密機器とは?|精密機器に分類される機械とその扱いをご紹介目次
・①重心を読む("水平に見えても実は傾いている")
・②ベルトは「締めすぎない」「緩めすぎない」
・③荷台との"密着感"を作る
・まとめ
①重心を読む("水平に見えても実は傾いている")
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精密機器は見た目が四角でも、中の構造が偏っていることがあります。
外見ではなく、持ち上げたときのバランスで重心を感じ取ることが大事です。💡声かけ例:「少し右が重いね」「左から先に入れるよ」フォークリフトで差し込む位置も、重心を見て調整。
"パレットの中心=機器の中心"ではない点に注意します。
②ベルトは「締めすぎない」「緩めすぎない」
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強く締めれば安心と思われがちですが、
精密機器は押されただけで内部に負荷がかかることがあります。
ベルトは「ピンと張って、少し沈む程度」が目安。
締め付け過ぎによる筐体変形を防ぎます。⚠️よくあるミス
ベルトをクロス掛けにして、片側だけ強く締める → 機器がわずかにねじれるベルトを均等に、左右交互に締めるのがコツです。
③荷台との"密着感"を作る

隙間があると、走行中に細かい振動が積み重なり、機器が揺すられます。
毛布やウレタンで"「揺れない・擦れない・ぶつからない」三拍子"を意識。
💡現場では「押しても動かない・浮かない」が合格ライン。
最後に全員で「よし!」の声かけを行い、安全確認をしています。
まとめ
・重心を読む
・ベルトは締めすぎない
・すき間をなくす
この3つを丁寧に行うことで、輸送中の事故リスクは大きく減ります。
積み込み作業は一見地味ですが、"見えない安心"を作る最前線です。
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